◇「元気に育って」願い込め
香川県小豆島町立池田小の5年生38人が、同町の殿川ダム上流でゲンジボタルの幼虫約250匹を餌のカワニナとともに放流した。
ホタルの保護活動に取り組んでいるタクシー運転手、亘和彦さん(62)は、島内でも数少ないホタルの生息地の中山地区で独自にホタルと餌のカワニナを自宅で飼育、ふ化させて06年から年に4回の放流を続けている。
同小の放流は、総合学習の一環。子どもたちは亘さんからホタルの生態や放流時の注意事項を聞いた後、体長約1センチの幼虫を川に放した。子どもたちから「ホタルの種類は何種類? ホタルの天敵は?」などの質問があった。
藤本明日香さん(11)と森口麻友さん(11)は「元気に育って来年飛んでくれることを願って放しました。飛び始めたら見に来たい」と話していた。
亘さんは、今回を含め来年3月ごろまでに計約4000匹の幼虫を放流することにしている。来年5月下旬ごろからホタルの乱舞が楽しめそう。【秋長律子】11月21日朝刊