本土で初めて鹿児島市喜入地区で確認され、その後捕獲が続いているマングースは、鹿児島県の奄美大島や沖縄県に生息するのと同じ特定外来生物の「ジャワマングース」であることが13日、分かった。同市に隣接する鹿児島県南九州市ではマングースによるとみられる家畜の被害も初めて判明し、県は生息状況の把握を急いでいる。
同県で捕獲されたマングースの生態を調べている舩越公威・鹿児島国際大教授の依頼で、独立行政法人・森林総合研究所(茨城県つくば市)が2007年に回収した死骸(しがい)1体と今回捕獲した6匹をDNA検査した結果、すべてジャワマングースとの結論を得た。
一方、南九州市知覧町の農園で今年6月、放し飼いの鶏が10日連続で毎日2羽ずつ計20羽被害に遭っていたことが、県の住民聞き取り調査で明らかになった。県は襲われた時間帯がイタチなどが行動する夜ではなく昼間だったことや、飼い主の目撃証言などから、マングースによる被害が有力とみている。
県は6月22日にマングースの生息を確認し、7月から生息状況の調査や捕獲を開始。10月13日までに雄18匹、雌12匹の計30匹を捕獲した。
ジャワマングースは外来生物法で飼育や輸入などが禁止されている。=2009/10/14付 西日本新聞朝刊=
Posted by jun at 2009年10月14日 13:17 in 外来生物問題