京都府亀岡市内の河川に生息する国天然記念物の淡水魚アユモドキの保全のため、天敵の外来魚が多く生息している中山池(同市下矢田町)で12日、釣りによる外来魚駆除活動が行われた。
アユモドキは、オオクチバスなど外来魚による捕食で激減しており、外来魚駆除が急がれている。今春、市や市民グループは「亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会」を結成、会として初めて駆除を行った。
中山池では市民ら20人が集合。釣り糸を水面に垂らすと、すぐに外来魚が餌に食いつく状況で、参加者はひっきりなしに外来魚を釣り上げた。約4時間の駆除活動で、10〜20センチのオオクチバス14匹と、ブルーギル345匹を捕獲した。
参加した岩田明久京都大大学院准教授は「アユモドキなどの卵を食べるブルーギルが多いのは危険。地道に駆除を進めるほかない」と話していた。