2009年08月19日

外来植物オオハンゴンソウ駆除、今シーズンも/箱根

 箱根町内に根を広げる外来植物オオハンゴンソウ。県自然環境保全センター箱根出張所が2006年から実施している駆除が、今シーズンも始まった。7月から9月上旬にかけ、町やボランティアらが協力。今夏はこれまでに計約1万2千株を抜き取った。

 オオハンゴンソウは、明治時代に園芸種として渡来したとされる北米産のキク科植物。箱根には1970年代に分布したとみられている。7月下旬から9月上旬にかけ、直径6〜8センチの黄色い花を咲かせる。寒冷で湿潤な気候を好み、箱根は県内で最大の繁殖地だ。

 一見、ヒマワリに似たきれいな花だが、1株の種は多くて3500個。地下茎から生育範囲を広げ、ススキなどの在来植物を駆逐する強い繁殖力がある。外来生物法で06年、「特定外来生物」に指定された。

 町内では少なくとも85カ所の自生地が確認されている。同センターによると、住宅地にまではびこり、分布域がなかなかつかめないという。スタッフは「根絶は難しい。現状維持がやっとだ」と対応に追われている。

 県自然公園指導員や箱根パークボランティアらは今夏、同町芦之湯の湯坂路(ゆさかみち)沿いを中心に計3回の駆除を実施。根こそぎ抜き取って焼却処分した。今後は駒ケ岳山頂などの繁殖地に手を付ける。

 同センターは繁殖地などの情報を求めている。問い合わせは、同センター箱根出張所電話0460(84)9121。

+Yahoo!ニュース-神奈川-カナロコ

Posted by jun at 2009年08月19日 11:59 in 外来生物問題

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