2009年03月19日

絶滅危惧種76種増える 県が「レッドデータブック」最新版

 県は、県内で絶滅の恐れのある野生動植物の種類や生息状況、生息地の環境などをまとめた「レッドデータブックあいち2009」を作成した。2001年度に初めて愛知版のレッドデータブックをまとめて以来7年ぶりの大幅な改訂。前回より絶滅種、絶滅危惧(きぐ)種とも増えており、県は「里山の環境変化が影響した」と分析している。 (中村清)

 レッドデータブックはA4判で動物編、植物編の2冊からなる。前回と同様、環境省のレッドリストの評価基準を県内にあてはめ、06年度からの県内調査の結果や最新の知見・分析を加えて見直した上、より詳細な説明を加えた。
 その結果、県内の絶滅種は前回のレッドリストより動植物合わせて55種から67種へ増加。絶滅の恐れのある絶滅危惧種も同様に679種から755種となり、過去7年間で76種も増えた。
 新たに絶滅危惧種に指定された主な動植物はミズバショウやタシロランなどの植物のほか、カワバタモロコやクロゲンゴロウ、ホトケドジョウなど小川に生息する生き物が多く、県自然環境課は「河川環境の変化が、これらの種の減少につながった」という。
 レッドデータブックは動物編、植物編とも各900部作成。中央県民生活プラザと各県民事務所で閲覧できるほか、希望者には電子データを無償でCDにコピーして提供する。今月中に県のホームページにも掲載予定。問い合わせは同課=電052(954)6229=へ。

+Yahoo!ニュース-愛知-中日新聞

Posted by jun at 2009年03月19日 12:01 in 自然環境関連

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