◇生態系崩す恐れ
湯河原町で外来植物「カミヤツデ」が増殖している問題で、町は16日、同町宮上の奥湯河原・藤木川沿いの「五段の滝」付近に群生しているカミヤツデを除去した。
カミヤツデは台湾や中国南部が原産。広い葉の陰になった植物への太陽光を遮り、枯死させてしまうなど群生すると生態系のバランスを崩すことが危惧(きぐ)されている。滝付近の土地所有者の了解が得られたため町環境課の職員がチェーンソーを使って直径20センチ以上になった木などを次々に切り倒し、焼却処分した。
カミヤツデは冬が開花時期。この時期を過ぎると結実期を迎え、実を食べた鳥のふんで種がばらまかれることから、専門家から早めの除去の必要性が指摘されていた。同じく群生が確認されている同町の城堀地区でも近く除去する方針で、他に群生している場所がないかどうかの調査も進めるという。【澤晴夫】
1月17日朝刊