中世以来の環濠(かんごう)集落である京都府木津川市山城町上狛で、地域を取り囲むように流れる環濠(上狛川)に生息して稲作の害となるジャンボタニシを駆除したり、生き物を調べる取り組みが28日、住民や子ども14人が参加して行われた。
上狛川の保全に取り組む中健蔵さん(71)=同町上狛=や、自然とかかわる活動を進めるサークル「野遊」の福井孝さん(63)波恵さん(58)夫妻=同町北河原=らが企画し、呼び掛けた。
上狛は、15世紀末の山城国一揆の舞台として知られ、観光客も訪れる。上狛川は流量が少なく、藻が多い上に、3、4年前から増えた外来種のジャンボタニシもピンクの卵塊を川辺に産み付け、美観を損ねていた。
参加者は、竹ざおに針金を取り付けた器具を手に川に入り、卵を駆除、藻も取り去った。メダカやフナ、モツゴなどの魚を見つけて記録した。
上狛小5年の友田光人君(10)は「楽しかった。藻が多いし、普通の川底は砂利やのに、なんでコンクリートなんかなと思った。蛍の飛ぶような川になったらいいなあ」と話していた。