滋賀県は11日、西の湖と下流の長命寺川(近江八幡市、安土町)のラムサール条約登録に向けた指定を国に申し入れる方針を明らかにした。同条約への登録は、実質的に国が指定すれば決まることになっており、西の湖と長命寺川の登録実現が濃厚になった。
同日の県議会で、県は、すでに登録されている琵琶湖の一部として追加する形なら、条約が掲げる「水鳥が飛来する国際的に重要な湿地」との登録基準も満たせるとの判断を環境省から示されていると報告した。
県は「(西の湖)水鳥が飛来し、ヨシ群落の規模も大きい。琵琶湖に劣らず重要性が高い」とも説明、両市町と足並みをそろえて登録を目指す方針を説明した。
新年度に環境省が県と市町に対して意見照会して登録湿地に指定し、条約事務局に通知する。10月末に韓国で開幕する条約締約国会議で認定証が交付される。