2007年11月09日

コイ、フナ…洗堰操作で卵半数死滅 国交省、梅雨期の水位下げ調査

 今年の梅雨期に琵琶湖岸でコイ、フナの大規模な産卵があった際、国土交通省琵琶湖河川事務所が瀬田川洗堰(大津市)を操作して琵琶湖の水位を下げた結果、ヨシなどに産み付けられた卵の半数前後が水面上にさらされ、干からびていたことが8日、同事務所の調査で分かった。

 水位の急低下は魚類の繁殖に悪影響を与えるとされており、調査結果はその指摘をあらためて裏付けた。
 まとめによると、6月27日に湖北町延勝寺で今年最多の26万粒の産卵を確認したが、その後の水位低下で47%が干からびた。3日後にも同じ場所に17万粒が産み付けられたが、同様に59%が死んだ。
 コイ・フナは降雨で水位が上がると活発に産卵する。しかし琵琶湖周辺の水害を防ぐため、出水期の6月16日以降は雨が降った場合、速やかに一定の水位まで下げることが洗堰の操作規則で決められている。
 同事務所は魚類の繁殖に配慮し、水害の恐れが少ない期間(4月1日−6月15日)は、卵がふ化するまで一定の間水位を下げない取り組みを続けている。今年もこの期間中に2度、10万粒以上の大産卵があり、水位を維持した結果、干からびた率は2−4%に抑えられた。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2007年11月09日 11:48 in 自然環境関連, 内水面行政関連

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