2007年05月07日

小笠原諸島 亜熱帯の緑の森…外来種侵入と開発で環境悪化

 亜熱帯らしい深い緑の森が広がる。シダ植物マルハチが、樹木のように背を伸ばしている。東京から南に約1000キロ。太平洋に浮かぶ小笠原諸島(東京都)は一度も大陸と地続きにならず、動植物は独自の進化を遂げた。

 ただ、外来種の侵入と開発で、環境は悪化している。小笠原の哺乳(ほにゅう)類では唯一の固有種、オガサワラオオコウモリ(国の天然記念物)は生息数が約100匹と推定され、「最も絶滅が懸念されている種」(環境省)という。果実や葉、花のみつを好むため、農家にとっては害獣となる。
 政府は外来種駆除などに取り組み、11年夏の世界自然遺産登録を目指している。「ガラスの生態系」と呼ばれる、島の脆弱(ぜいじゃく)な自然をどう守るのか。行政と住民の模索が続いている。【田中泰義】

+Yahoo!ニュース-社会-毎日新聞

Posted by jun at 2007年05月07日 12:06 in 自然環境関連

mark-aa.jpg