2004年09月19日

GOE'S JB REPORT第9回-3/ JBワールド第5戦・最終日



+写真提供=NBC NEWS
 今日をもって、今シーズンJBワールドシリーズが終了した。悔いのない試合展開を望んだが、不本意な釣果に終わり、完全燃焼できずに終了した。初日のノーフィッシュが痛手となり48位で終了した。

 まず今日は、2日めと同じパターンを実践した。初日は朝一番から上流部に行き失敗した。初日が終わって他の選手が口々に言っていたのは、「朝一番にバイトがあって、そのあとは反応なし」とのことだった。それで2日めからは朝一番に下流部のディープエリアとオーバーハングなどのシェードを攻略することにした。ウエイイン会場から上流部へ向かうと約1時間はかかる。朝一番の1〜2時間が勝負の時間帯だったのだ。クリアな水質を求めてロングドライブをしても、活性の高い時間帯を逃してしまってはノーフィッシュで終わる可能性が高い。そこで会場から比較的近い下流部を攻めることにした。

 2日めはオーバーハングから1尾を釣り上げた。ルアーはイモグラブ。しかし、このパターンは最終日の展開に合わず、朝一番の高活性時と思われる時間帯を逃してしまった。「どうせその後の釣れない時間帯を過ごするなら、クリアな上流部のほうがバイトの可能性があるのでは……」と1時間をかけて移動。途中、川口直人さんと遭遇。10時の時点で彼もノーフィッシュだった。「釣れねぇー!」と怒鳴っていたが、ウエイイン会場で彼を見かけたとき、彼は3尾持っていた。
 エリアに着いて数10分が経過し、正直、諦めかけていた。「今日ノーフィッシュだと、総合何位で終わるのかな〜。年間順位も下がるだろうな〜」と空を見上げた。タイニーXレイヤーをつけてキャストし、チョコレートを食べながらリラックスしていると、ラインが走った!この試合でも「何か食べていると(飲んでいると)バイトがある」パターンに遭遇! 338gではあるが、1尾を釣り上げた。今シーズンは、10試合近く出場したが、その半分の試合で何かを食べている最中にバイトがあった。「これはジンクスなんだ」と勝手に思いこみ、意図的に食べてみた日(大会)もあったが、そんな場合はアタらない。バイトを意識せず、ボーっとしているとバイトがある。今、冷静になって考えると、釣れていないときほど、リトリーブスピードが速くなっていた気がする。ステイの時間を長めにとってバスにルアーをよく見せることを怠っていたのかもしれない。スローな釣りを無意識に実践していたとは……。チョット格好いい気がする(笑)。

 第5戦では結局2尾しかウエイインできなかったが、48位に入った。全体的に釣果が伸び悩やみ、逆に私は1尾ずつだが、2日めと最終日にウエイインできたため、少しずつポイントを重ね48位に入れた。各試合、各日程で「まずは1尾から」とイメージしていたのが功を奏した感じだ。
 今シーズン、ワールドシリーズでは年間22位でフィニッシュできた。昨シーズンは24位だったので、2位上がったことになる。今シーズンはまだ3試合残っているので、それらに向かって頑張りたい。

Posted by DODGE at 2004年09月19日 21:24 in GOE'S JB REPORT

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