☆FOR BEGINNERS
知っておきたい!現代バスフィッシングの基礎知識---さ行
サーチベイト(search bait):
パイロットルアーの項を参照。
サウスキャロライナ・リグ(South Carolina rig):
トップページ、「ベーシックリグ」からキャロライナ・リグの章を参照。
サスペンド(suspend):
1) 魚やルアーが一定のレンジでステイしている状態を指す言葉。2)ルアーのサスペンドモデルの場合、サスペンドをSPと表記することもある。3)「ストリートと釣り」をリンクさせたコンセプトを持つウェアブランド。デザイナーのコマツさんは、釣り雑誌「Rod & Reel」で「Rock de Fish」の連載を担当中。www.suspend-clothing.com
サブサーフェイス(sub-surface):
水面直下。水面直下というのは、バス釣りにおいて重要なレンジの1つである。
ジグヘッド(jig head):
フックのアイの下あたりやシャンクなどに最初からオモリが搭載されたタイプのフックの総称。ソフトベイトをセットするだけで、リグが完成する。そのオモリの位置やシェイプによって、使用するシチュエーションが変わる。時代背景としては、1980年代中期以降からゲーリー・ヤマモト社のグラブが爆発的な人気を獲得すると、そのグラブを使用するメソッドとして、ラウンドヘッドやアーキーヘッドが注目された。また、90年代初期に入り全国的に「バスがスレはじめた」と言われたころから、スライダーヘッドをはじめ、多くの小型軽量ジグヘッド(1/16ozサイズのもの)が注目されはじめていた。
●アーキーヘッド (arch form Head)
●スイミングヘッド (swimming head)
ヘッドシェイプが平たく、スイミング中にこの面に水流が当たると左右にキビキビとした揺れを作る。クランクベイトのリップと同じ役割を果たしている。
●スライダーヘッド (Slider Head)
チャーリー・ブリューアー(Charlie Brewer)が考案し、開発したスライダーワームにセットするジグヘッドとして、彼が考え出したもの。ゲイプも小さく、スライダーワームのように、スレンダーなストレートワームとセットで使用できる。また、基本的に他のジグヘッドと異なった部分は、ジグヘッドの中でも数少ないオフセットタイプになっているところだろう。そのため、ストラクチャーの回避率は非常に高いウイードの上をトレースするには最適のアイテムといえる。
●ダートヘッド (dart head)
「左右にワームをダートさせるから、ダートヘッド」という解釈を聞いたことがあるが、一説にはダートゲームのダートが由来らしい。チューブ系ワームの中に入れてアイをワームから突きだして使用するほか、スレンダーなストレートワーム、特に4in以下の短いワームで使用するケースが多い。
●チューブヘッド (tube head)
チューブ系ワーム専用に開発されたジグヘッド。チューブワームの中に入れて使用する。●フットボール (football)
横に膨らんだフットボールのフォルムが、ボトムで横に倒れない。そのため、ボトムフックを上にして立つものもある。ゆえに、ボトムバンピングに最適といわれている。
●ランドヘッド (round head)
ヘッドがラウンド(丸型)のため、こう呼ばれる。ベーシックなジグヘッドの形状だ。もっともオーソドックスで使いやすい。
ジグヘッドリグ(jig head rig):
トップページ、「ベーシックリグ」からジグヘッドリグの章を参照。
ジグミノー(jig minnow):
ミノーのリップを取ったシンキングタイプのルアー。
システム・クランク(system crankbait):
1) 基本的に同じシェイプを持ち、リップの長さや角度、大きさなどで潜行深度を変えたクランクベイトのこと。代表的なルアーには、スミス社のハスティー・シリーズやディプシードゥー・シリーズがある。2)シャローからディープまで幅広く攻略できるように、いろんな潜行深度別のルアーをあらゆるメーカーからチョイスして、1つのシステムとしてのコンビネーションを作るバスフィッシング・パターンの考え方。
ジャークベイト(Jerk bait):
ジャークという英語には「痙攣、反射運動、急激に動く、ぎゅっと引く」という意味があり、アメリカのバスフィッシング・シーンでは、手首を返して動かせるルアーを総称してジャークベイトと呼ぶが、一般的にはミノープラグのことを指す。ソフトベイトのジャークベイトは、ソフトプラスチック・ジャークベイトと呼ぶアングラーもいる。
シャッド(shad):
アメリカでバスのベイトフィッシュとして知られる魚で、ニシン科に属する。スクールを作って泳ぐのが特徴。純粋なシャッドは大西洋に生息し、スポーニングの時期になると河川に遡上して産卵するが、河川からレイクに入り、その場に居着いて淡水域で一生を終えるシャッドもいる。また、シャッドは日本に生息していない。バスのベイトフィッシュとして頻繁に名前が挙がるのは2種が知られている。その2種とは、スレッドフィン・シャッド(Threadfin Shad・学名 Dorosoma petenense)とギザード・シャッド(Gizzard Shad ・学名Dorosoma cepedianum)。前者はおもに北米南部に分布し、6〜8inまで成長する。後者は北米全土とカナダでも生息し、12〜18inにまで成長する。この他、シャイナー(shiner)といわれる魚もバスのフードソースには欠かせないベイトフィッシュで、ライブベイト(生きエサ)でバスを釣る際には使用されることも多い。
シャンク(shank):
フックの軸部分の名称。英語としては、“足”や“シャフト”、“茎”の意味がある。どの解釈にせよ、正解だろう。ちなみに、スピナーベイトのアームをシャフトと呼ぶ人もいる。
浚渫(dredged pit):
淡水域(湖、池、川など)の砂利を掘ってできた溝や跡。
仕様表記(notation of specifications):
ルアーに使用されているパーツ、リグやプロペラなどを簡略化した表記。別表を参照。
ショーダウン(show down format):
BASSバスマスター・ツアーで2003年度から採用されている大会の開催形式。レイクを分割し、制限されたエリアで制限時間分釣りをして、時間が来ると次ぎのエリアへ移動する方式。以前開催されていたメガバックス大会で採用されていたルールでもある。
ショートバイト(short bite):
ショートには「手前、足りない、達しない、欠ける」という英語の意味があり、バスが低活性でバイトした感覚がロッドにも伝わりにくく、フックアップにいたらない状態。
スイベル(swivel):
サルカンともいう。金属でできたアイテムで、ラインとラインの連結やラインとルアーの連結に使用する重要なもの。スイベルは基本的にリグ(仕掛け)が回転してラインがヨレるのを防ぐ役割があるので、キャロライナリグを使用するときなどに最適である。また、スナップつきのタイプはラインとルアーの連結によく用いられ、ワンタッチのルアーチェンジに一躍かってくれる。
スイミングヘッド(swimming head):
ジグヘッドの項を参照。
スティックベイト(stick bait):
ソフトプラスチック・スティックベイトの項を参照。
ステインド・ウォーター(stained water):
恒常的に水に色がついた状態の水質を指す言葉。アメリカ南東部ではサイプレスツリー(cypress tree、和名イトスギ)から染み出るタンニンによって水が色づく状態が知られており、一見真っ黒だが実際には紅茶のように色がついた状態であり、よく見ると透明度は高い。これより、基本的にはクリアーウォーターであり、泥などの流入によって一時的に透明度が低下した状態を指すマディーウォーターとは区別される。また、東南アジアではピート(泥炭層)によって同様の現象が起こっている水域の水をブラックウォーターと呼び、熱帯魚の生息に適した弱酸性を示すことからアクアリウムの世界では重要視されている。
ストラクチャー(structure):
バスが身を隠せられる、身を寄せられる障害物。水生植物、岩、倒木など自然によってできた障害物をナチュラル・ストラクチャー(natural structure)といい、テトラポッド、杭、防波堤、取水塔など人為的にできた障害物をマンメイド・ストラクチャー(man-made structure)という。
ストレートタイプフック(straight type of hook):
フックの項を参照。
スプリットショット(split shot):
俗にいう“噛み潰しオモリ”のこと。丸い球状のオモリの真ん中にスレッド入っていて、ラインをそこに噛ませて“噛み潰す”とラインを挟んでオモリになる。中にはその割れ目にラバーがついている仕様のタイプがあり、これを使用するとラインを傷つけてラインブレイクを減少できる。ウエイトサイズも多く、そのシチュエーションによって使いわけが可能。一般的には鉛製のものが多いが、最近ではタングステンで作られたタイプも存在する。
スプリットショットリグ(split shot rig):
トップページ、「ベーシックリグ」からスプリットショットリグの章を参照。
スポーニング(spawning):
産卵のこと。スポーニング前の状態をプリスポーン(pre-spawn)、スポーニング後の状態をポストスポーン(post-spawn)という。人によって、ポストスポーンをアフタースポーンと呼ぶ場合もある。ラージマウスバスの場合、水温15度で産卵をはじめるといわれている。このため、春に水温が12〜16度くらいの状態をプリスポーンからポストスポーンと呼ぶのが一般的だ。砂地のボトムにオスのバスがスポーニングベッド(ネストとも呼ばれる)を作り、その後メスがベッドに入ってきて産卵する。産卵後、メスは退去し、オスが卵や稚魚を保護する。
スポッテッドバス(spotted bass):
ラージマウスバスによく似たバスの一種で、オハイオ州からミシシッピー州に広がる河川が原産地。成長度は他の種に比べて低く、3〜4ポンド(1.5〜2kg)がアベレージ。スポーニングの時期を除けば、1年を通してディープエリアで生活している時期が長く、回遊性も高い。口が硬くフッキングが難しいといわれ、同サイズならラージマウスより引きが強いといわれる。“テネシーバス”や“ケンタッキーバス”、“スポッツ”と呼称されることもある。
スポット(spot):
アングラーが「ここにキャストしよう!」と思われる小さな場所。Ex.「あのスポットにワームを送り込んだら、50cmオーバーが釣れたんです」。
スモールマウスバス(smallmouth bass):
ラージマウスに比べ、低水温の湖沼や河川に生息するバスの仲間。その名のごとく口が小さい。ラージマウスほど大きく成長しないものの、同サイズの場合はスモールマウスの方が引きが強いといわれている。スモールマウスは体色がブラウンで、口端が眼より前方に位置する。アメリカではブラウニー(browny)とも呼ばれる。
スライダーヘッド (slider head):
ジグヘッドの項を参照。
ズル引き(bottom-crawling):
テキサスリグやラバージグにおけるアクションの1つ。ボトムをこれらのルアーでピョンピョンさせず、ただひたすらボトムをズルズルと引くだけの方法。特に小手先のテクニックもいらず、ビギナー向けといえるが、実はボトムからルアーを離さずにズルズルするのは、非常に難しい。
セカンダリー(secondary):
「第2級の〜」の意味。プライマリーを参照に。
潜行深度(diving range):
ルアーが水中でカバーできる深さ。
ソフトプラスチック・スティックベイト(soft plastic stickbait) :
棒状のスティック系ワームを俗にスティックベイトと呼ぶ。正式にはソフトプラスティック・スティックベイト。ソフトプラスティック・ジャークベイトと呼ぶアングラーもいる。代表的なアイテムは、ランカーシティー(Lunker City)社のスラッゴー(Slug-Go)をはじめ、リバーサイド(Riverside)社のトップガン(Top Gun)、最近ではプロショップのポパイからリリースされているスイーパースティックやゲーリーヤマモト・カスタムベイツ(Gary Yamamoto Custombaits)のセンコー(Senko )がある。
ソフトベイト(soft bait、soft plastic bait):
ソフトプラスチック素材で作られたルアー。一般的には、ワームと呼ぶ。アメリカではワームのことを“プラスチック・ワーム”と呼ぶ人も多い。なぜなら、一般人の中でワームとはミミズのことを指すためだ。ちなみに、ミミズのことは、“ライブワーム(live worm)”と呼んでいることが多い。