◇外来魚リリース禁止/プレジャーボート規制
県琵琶湖のレジャー利用適正化条例(03年4月施行)で定めた外来魚のリリース禁止とプレジャーボートの航行規制の「琵琶湖ルール」が十分に徹底されていない現状が、県が行った琵琶湖のレジャー利用の実態調査でわかった。同条例は施行後3年をめどに見直すと定めているが、利用者へのルール浸透が、今後の大きな課題として浮かび上がった。 【森田真潮】
調査では、県の委嘱で湖岸を巡回する琵琶湖レジャー利用監視員にルールが守られているかどうかを質問。リリース禁止が「守られている」は26%、「守られていない」は36%。住宅地近くでの航行禁止などプレジャーボートの航行規制についても「守られている」24%、「守られていない」30%で、ルールの徹底がなされていないとの見方が強かった。
関係自治体へのアンケートでは、リリース禁止の啓発徹底や、航行規制水域の拡大を求める意見があり、夜間に湖岸で行われる花火などの騒音への苦情も相次いだ。
一方、7〜8月の日曜に、湖岸48カ所で行った目視調査で、水上バイク利用者は689台(前年比156台減)▽バスボート224隻(同239隻減)▽釣り人392人(同283人減)――など。レジャー利用者は昨年に続き減少した。
県琵琶湖レジャー対策室は「レジャー利用者の減少は全国的な傾向。関係者や県警との連携を強めながらルールの徹底を図り、新しい項目の追加も考えていく」としている。11月27日朝刊