滋賀県が県漁業協同組合連合会に委託している琵琶湖での外来魚駆除事業で、県内の漁協が外来魚を捕獲する際、同時に捕れた在来魚も計量に含め水増しして補助金を交付させたとして、大津市の会社員浅野大和さん(30)が18日、県漁連関係者を詐欺容疑で滋賀県警に刑事告発した。県警は受理する方針。
告発状によると、県漁連関係者は2002年3月下旬、近江八幡市の近江八幡漁協や守山市の守山漁協の作業場で、ブルーギルやオオクチバスなどの外来種以外に、在来種を多数捕獲しているにもかかわらず、全く混入してないように装って計量して補助金を申請し、全額を交付させた。安曇川町の三和漁協でも同年9月2日から3日間、同様の捕獲で、補助金を交付させたとしている。
浅野さんは「税金をだまし取られ、県民の1人として憤りを感じる。生態系を崩す捕獲方法も再検討する必要がある」と話し、県漁連の永松正昭専務理事(63)は「駆除の際、現場に責任者を置いてチェックしている。水増しの指摘は心外だ」としている。
(京都新聞)