琵琶湖でコイヘルペスウイルスに感染したコイが相次いで死んでいる問題で、県は10日、近江大橋以南の琵琶湖など3水域を新たに放流禁止水域に指定したことを受け、釣り人らへの啓発活動を始めた。
大津市本丸町の膳所城跡公園では、県水産課の職員2人が「ここで捕ったコイは他の場所に放流しないでください」と市民に呼びかけ、放流禁止水域を記したチラシを手渡した。コイ釣りが趣味の近くの深川義春さん(69)は「大量の死んだマゴイが流れ着いている。こんな状態では楽しみの釣りもできない」と話していた。
県はこの日、従来の瀬田川に加え、近江大橋以南の琵琶湖と彦根市の旧港湾、近江八幡市と安土町にまたがる西の湖の3水域を新たに指定し、公示した。