FAQ
−U.S.OPENに関する質問集−
Q1
エントリーはいつまでにすればいいの?
A.  昨年の大会に出場していない一般のアングラーの場合、エントリーは5月1日から8月末まで受け付けています。ただし、ノンボーターの場合、出場は早い者勝ちになります。プロアングラーとペアでのエントリーができない方は、できるだけ早くエントリーすることをお薦めします。
Q2
プロアングラーとのペアでエントリーできないとどうなる?
A.  ひと言でいうと、「出場が確約されない」ことになります。つまり、大会直前にならないと、出場できるかどうかが分からないわけです。 U.S.OPENのノンボーター部門に確実に出場する方法は2つです。ひとつは前年に大会に出場し、4月末までにエントリーをすること。もうひとつは、プロ部門にエントリーするアングラーを捜し、一緒にエントリーすることです。
Q3
フィッシングライセンスはどこで買えばいい?
A.  トーナメントはもちろん、レイク・ミードでは通常の釣りでもフィッシングライセンスが必要になります。ライセンスはタックルショップやウォルマートの釣り具コーナーなどで購入できます。レイク・ミードは2つの州に跨がっているため、ネバダ州内のライセンスに加え、コロラドリバー水系において他州でも有効な“Nevada Stamp”も合わせて購入する必要があります。 なお、購入の際には身分証明書(パスポートなど)が必要です。 ライセンスを持たずに釣りをした場合、トーナメントの成績は取り消されます。また、監視員(コーストガード)などに見つかった場合、かなり高額の罰金を支払うハメになります。日本の遊漁券のような「現場売り」はないので注意してください。

左がコーストガードの監視員。腰にはしっかりと拳銃(!)を携えている。ライセンスは購入するだけではなく必ず携帯しなくてはならない
Q4
夏のレイク・ミードはかなり暑いそうですが、対策は?
A.  昨年は例年になく悪天候で、例年にはない雨に見舞われるなど、非常に寒い中での大会となりました。砂漠気候とはいえ必ずしも暑いとは限らないこと、そして雨が振ることもあるので防寒着を兼ねた雨具は忘れずに。例年どおりの暑さに見舞われた場合は、気温が40℃を超えることも珍しくありません。充分な飲み物とキャップ、そして日焼け止めを忘れずに。
Q5
ライフジャケットは持参したほうがいい?
A.  ライフジャケットに関しては、WON BASSのルールがあります。ルールには安全規格TYPE III PFD のもの、と書かれています。これはコーストガードによるアメリカ独自の規格で、規格外のものはルール違反となってしまいます。アメリカ製のものを持参すれば問題はありませんが、 日本製のものはこの規格ではないものがほとんどなので、現地で規格に準じた製品を購入することをお薦めします。ウォルマートなどでは安価(20ドルほど)で購入できます。
Q6
有名なアングラーと同船できるの?
A.  トーナメントのペアリングは、すべて抽選で決定されます。つまり自分の希望で有名アングラーとペアになることはありません。例年、U.S.OPENにはアメリカ西部在住の有名なアングラーたちが数多く参戦しています。昨年はスキート・リースやジョン・マーレイ、ドン・アイビーノ、ロバート・リー、バイロン・ベルビック、ブレット・ハイト、ゲーリー・ヤマモト、マーク・カイル、ルーク・クラウセン、 桐山孝太郎さん、清水盛三さん……などが参加していました。こういった有名アングラーとペアになれるかどうかは、あなたの運次第ということになります。なお、組み合わせは毎日変わるので、3名の異なったプロアングラーと釣りをすることになります。

昨年のU.S.OPENには日本が誇るトッププロ、桐山孝太郎さんが参戦した。今年のエントリーは未定だが、ぜひ同船してみたいプロの1人
Q7
費用はどれくらいかかるの?
A.  U.S.OPENに参加するために必要な費用は、下記のとおりです。
●エントリーフィー(ノンボーターは600ドル)
●渡航費用(ラスベガスまでの往復チケット代)
●現地の滞在費(ホテル代、食事代)
●現地でのレンタカー代
●ライセンス代

このほか現地での食費やボーターに渡すガソリン代(1日20〜30ドル程度)、雑費などを考慮すると、30万円前後が目安でしょう。ちなみに、ノンボーター部門の優勝賞金は1万ドル。5位の賞金が2500ドルなので、5位以内に入れば元をとれる計算になります。余談ですが、2001年の大会では、日本人の女性が優勝。賞金1万ドルを獲得しました。もっとも、こればかりは運に頼るしかありませんが……。
Q8
レイク・ミードってどんなところ?
A.  レイク・ミードはアメリカを代表する河川、コロラド・リバーをフーバーダムでせき止めて作られたリザーバーです。ネバダ州とアリゾナ州に位置しており、位置的にはグランドキャニオンの下流部になります。 周囲には荒涼とした砂漠が広がり、いわゆる緑はほとんど目にすることがありません。エリアによって異なりますが、水質は基本的にクリア。バックウォーター付近ではマディウォーターも存在します。湖の表面積は琵琶湖より小さいのですが、湖岸線の長さは琵琶湖の3.5倍以上あります。ダムサイトからバックウォーターまでは、フルスロットルのバスボートで1時間ほど。 ラージマウスバス以外にはブルーギル、ストライプトバス、キャットフィッシュ、クラッピー、コイなどが生息しています。バスのおもなベイトフィッシュは、シャッド(ニシン科の小魚)とクロウフィッシュ(ザリガニ)。残念ながら2年ほど前から大規模な減水傾向にあり、バスのサイズと釣果は落ちているようです。 また、湖畔ではシカやコヨーテ、ヤギやロバなどの野生動物に遭遇することも珍しくありません。

レイク・ミードの湖畔に姿を見せたコヨーテ。日本では見られない動物たちに遭遇するのも、海外のバスフィッシングならではの楽しみだ

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