2002/6/4
トミー・マーチン
61歳のプロアングラー in Classic 2002


 
7月25〜27日にかけて開催されるB.A.S.S. Bassmaster Classicには、本当のベテランと呼ぶに相応しいトミー・マーチンがクオリファイされている。彼は今年61歳になるテキサス州在住のシニア・アングラーの一人だ。(ちなみに、ローランド・マーチンはトミー・マーチンより8ヶ月年上)。
 トミー・マーチンは、現在までにClassicに19回クオリファイされているが、今回の出場は1995年以来となる。「今年の出場は心から満足している。というのも、トーナメントシーンからリタイアするまでに、20回はClassicに出たいと考えていた。でも、今の気持ちを言うなら、まだまだ引退しないよ。私がそれを決意するときは、健康に問題が出てきたときか、大会に出ることに楽しみがなくなったり、モチベーションがなくなったときだろう。でも、今は61歳にしてはグッド・シェイプだし、まだまだガンバりたい」と言う。
 
 彼は28年間のB.A.S.S.参戦の経歴の中で、5回の優勝と44回のトップ10フィニッシュを経験している。「確かに若いアングラーの成長は素晴らしい。しかし、ローランド・マーチン、ラリー・ニクソン、リック・クランや私たちは、まだ負けるわけにはいかない」と語る。また、トミー・マーチンをこの世界に引き込んだのは、ラリー・ニクソンだったとか。1974年のことである。