静岡市は清水区銀座の住宅で特定外来生物の「セアカゴケグモ」が発見されたと発表した。セアカゴケグモはかまれると、痛みや吐き気などの症状が出るため注意が必要だ。気温が上がる夏ごろに活動が活発になり、例年6〜10月にかけて通報が増加するといい、市は注意を呼びかけている。
外来カミキリの被害、県内12市町に拡大 環境科学国際センターが状況を調査、県民へ協力を呼び掛け
特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」によるサクラなどの樹木への被害が県内で拡大している。埼玉県環境科学国際センター(加須市)の調査によると、2019年度には11市1町の206カ所で確認され、18年度の8市128カ所から約1・6倍の増加となった。同センターは「被害拡大を防ぐには早期発見、早期防除が不可欠」として樹木への被害状況を調査する「クビアカウォッチャーズ」の募集を開始、本格的な情報収集に当たる。同様の手法による調査は今回で3年目となる。
木を食い荒らすクビアカツヤカミキリの被害防止へ
群馬県では、特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリの予防対策事業を来月から始めます。
危険外来植物が拡大 果実にトゲ「メリケントキンソウ」
南米原産の外来植物で熟れた果実に鋭いトゲがある「メリケントキンソウ」が兵庫県立尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で確認された。県内では10年ほど前から猪名川河川敷や三田、明石市の公園などで見つかり、生息域が広がっている。トゲによるけがや、在来種を脅かす可能性があり、駆除が必要だが、繁殖力が強く難航。同緑地も撲滅に向けた対策に躍起だ。(中川 恵)
セアカゴケグモ 静岡・清水区の住宅敷地で1匹発見
静岡市は23日、同市清水区銀座の住宅敷地内で特定外来生物セアカゴケグモ1匹が見つかったと発表した。市内では近年、同区三保地区などで発見されているが、同区中心部で見つかったのは初めて。市が注意を呼び掛けている。
東京港でヒアリ200匹以上 環境省
環境省は19日、東京都江東区の東京港青海埠頭(ふとう)で、強い毒性を持つ特定外来生物の「ヒアリ」が200匹以上見つかったと発表した。
特定外来生物“ブラジルチドメグサ”を駆除【佐賀県】
クリークに生い茂る外来種の水草・ブラジルチドメグサの駆除が、上峰町で行われました。
陸地でカミツキガメ発見、産卵行動の可能性 滋賀県が注意呼び掛け
滋賀県は15日、大津市大萱5丁目の農地で特定外来生物のカミツキガメ1匹が見つかったと、発表した。陸地で見つかっており、産卵行動の可能性もあるとして滋賀県は注意を呼び掛けている。
密輸コウモリも取引「ペット輸入大国」日本の闇
世界中から密輸される寸前に日本の税関で押収された野生生物は、2007〜2018年の間に1161匹にも及び、人獣共通感染症の宿主として注目されるコウモリも10匹が含まれていたことがわかった。
日高地方では発生確認なし 外来のクビアカツヤカミキリ
和歌山県の日高地方クビアカツヤカミキリ連絡会議は、日高地方のサクラ植栽地85カ所で5月25日〜6月4日、外来虫のクビアカツヤカミキリの調査をしたが、発生は確認できなかったと8日に発表した。