外来カマキリ襲来 福島・小鳥の森、新たな在来種生息も確認

 福島市小鳥の森の周辺で、これまで県内に生息の記録がなかった外来種のムネアカハラビロカマキリが確認された。中国など原産の外来種で、国内では輸入された竹ぼうきに卵が付着して侵入するケースが相次いで報告されているが、県内での確認は初めて。県内で数例の記録しかない在来種のハラビロカマキリの生息も確認された。

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密かに増える殺人アリ・ヒアリの「女王」が大量発生の衝撃 定着阻止へギリギリの攻防続く〈AERA〉

 強い毒性と繁殖力を持つ外来生物「ヒアリ」の発見が各地の港湾で相次いでいる。羽のある女王アリも多数見つかり、国内への定着が強く懸念される。AERA 2020年10月19日号に掲載された記事で、攻防戦の現状に迫る。

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外来植物、軽トラ20台分収集 世界遺産登録見据え、対策を強化 徳之島地区自然保護協

 徳之島地区自然保護協議会(美延治郷会長)は17日、鹿児島県徳之島の天城町兼久の町道と徳之島町の山クビリ線で外来植物の駆除作業を行った。世界自然遺産登録へ向けた環境保全活動の一環。同協議会は「アメリカハマグルマなど多くの外来植物は繁殖力が強く、在来植物に影響を与える懸念がある。継続して駆除を行っていく」としている。

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児童ら、足元の外来種を駆除 生態系保全へ世界遺産博士講座生ら 瀬戸内町

 瀬戸内町教育委員会主催の2020年度こども世界自然遺産博士講座の第5回講座「外来種バスターズになろう!」が17日、鹿児島県瀬戸内町古仁屋の町立図書館・郷土館で開かれた。受講生11人と瀬戸内ロータリークラブの会員6人が参加。身近にある外来種について学んだ後、外来植物「アメリカハマグルマ」の駆除作業に取り組んだ。

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外来種ツマアカスズメバチ 羽音で巣特定 ミツバチ保護へアプリ開発視野 長崎・佐世保高専

 長崎県の佐世保工業高等専門学校は、在来のミツバチを捕食する外来種ツマアカスズメバチの駆除に向け、巣を見つけるシステムの開発を進めている。複数のセンサーを設置して羽音を特定し、蜂を追跡する。生物のモニタリング(監視)で、音を活用した技術の実用化は国内初という。

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都市に潜むニシキヘビ、巨大トカゲ、ワニ……ガサ入れで押収された「危険なペット」たち

 今年の9月初め、富山県の高校の敷地内で体長約80センチの巨大トカゲが捕獲されて騒ぎになった。このトカゲはミズオオトカゲという種で、巨大ではあるが、ペットとしての飼育が認められている。警察には遺失物届が出ていて、飼い主に引き取られた。

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セイタカアワダチソウを食べる牛たち 耕作放棄地に「希望の放牧」

 荒れ地の象徴、黄色い「セイタカアワダチソウ」を牛たちが食べ尽くした。栃木県茂木(もてぎ)町にある耕作放棄地を活用した牛の放牧場で16日、農林水産省の有識者検討会による視察が行われた。増える耕作放棄地を農地のまま維持する有力な方策として課題を探るためだ。低コストで手がかからず、山の斜面でもできるなど利点が多い放牧は、人口減少時代に国土を守る切り札として期待がかかる。

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