2019年11月24日

鹿児島・鶴田ダム湖、真緑に 外来種水草が大量発生

 鹿児島県さつま町と伊佐市にまたがる鶴田ダム湖で、繁殖力の強い外来種の水草、ボタンウキクサとホテイアオイが大量発生し、上流の観光名所「曽木の滝」近くまで長さ約8キロにわたって湖面を真緑に覆っている。

 ボタンウキクサは、外来生物法の特定外来生物。ホテイアオイも要注意外来生物に指定され、青い花は美しいが、他の水生植物を駆逐し「青い悪魔」「世界10大害草」とも呼ばれる。どちらも温暖な河川・湖沼を好み、繁殖する。

 今夏、鶴田ダム湖では8月下旬から湖面に広がり始めた。国土交通省鶴田ダム管理所は重機を乗せた船を出して除去したが、「繁殖が早く、追いつかない」状態といい、現在は湖面(満水時3・6平方キロメートル)の半分程度を覆うまでになっている。寒くなると枯れるが、湖底に沈んでヘドロ化し、種子が残る恐れもある。同管理所は19日から船を2隻増やし、除去作業を本格化した。

 外来性水草を研究する岡山大の中嶋佳貴助教(水域環境管理学)は「夏の大雨で水草が流れ込み、暖かい秋で繁殖が活発になった可能性がある。温暖な鹿児島では越冬する場合もあり、来年以降は量が少ない3、4月のうちから除去する必要がある」と指摘する。【降旗英峰】

+Yahoo!ニュース-ライフ-毎日新聞

Posted by jun at 2019年11月24日 11:19 in 外来生物問題

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