2019年11月05日

奄美大島 マングース根絶目前

 奄美大島では、生態系に深刻な影響を及ぼす特定外来生物、マングースの捕獲が続けられていますが、近年捕獲数が激減していて、根絶が間近に迫っています。これまでの取り組みを取材しました。

 1979年、毒蛇のハブやネズミの駆除を目的として、30頭のマングースが奄美市の森に放たれました。しかし、マングースの牙は、ハブやネズミには向かわず、アマミノクロウサギなどの希少な野生生物を捕食していることが明らかになりました。
 また、その数も、ピーク時の2000年ごろには1万頭以上にまで達したといわれています。

 奄美の生態系の脅威となったマングースに対し、環境省は2005年に「奄美マングースバスターズ」を結成し、本格的な駆除を始めました。

 真島吾郎さんは、11年前から奄美マングースバスターズに入り、6年前からは、新たに導入された探索犬とともに、捕獲作業にあたっています。

 奄美マングースバスターズによるこうした地道な作業により、マングースの捕獲数はピーク時の2006年の2700頭から、年々減り続け、2018年度は1頭のみ。今年度は、まだ1頭も捕獲されていません。

 (真島さん)「こういったことをやめずに続けることが根絶への一番の近道だと思う」

 (環境省・奄美群島国立公園管理事務所 早瀬穂奈実・国立公園管理官)「奄美大島は非常に大きな島で、こういった大きな島で外来哺乳類が根絶した事例は世界的にみてもほとんどない。マングースの根絶が奄美大島で達成されれば、世界的な快挙になる」

環境省では、奄美大島の424地点に設置しているセンサーカメラを監視しながら捕獲を続けるとともに、根絶を裏付けるデータを集めて、2022年度内の完全排除を目指しています。

+Yahoo!ニュース-地域-MBC南日本放送

Posted by jun at 2019年11月05日 10:03 in 外来生物問題

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