滋賀県内水面漁場管理委員会は琵琶湖の固有種「ホンモロコ」の産卵保護のため、産卵期を迎える来月1日から5月末まで、東近江市の伊庭内湖(いばないこ)周辺と近江八幡市の西の湖周辺で、ホンモロコを含む全ての漁獲を禁止する。全ての人が対象で、違反した場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金などの罰則が科せられる。
県水産課によると、ホンモロコは1995年ごろまで年200〜400トンの漁獲量があり、郷土料理の食材として親しまれていた。しかし、琵琶湖の水位低下で多くの卵が干上がったとされる、95年を境に激減。2004年には5トンにまで減ったが、近年は外来魚の駆除や稚魚の放流などで回復傾向にある。
琵琶湖で取れるホンモロコの4〜5割は伊庭内湖と西の湖周辺で生まれたと推定されており、17年から両湖周辺で産卵期の捕獲規制を実施。同年の漁獲量は19トンと前年(15トン)から回復したことから、捕獲規制の効果があったとみられる。
禁止区域は、伊庭内湖が瓜生川の目崎橋下流端〜天尾橋上流端の520メートルと、躰光寺(たいこうじ)川の躰光寺橋下流端〜大橋上流端の237メートル。西の湖が山本川の西沢橋下流端〜松原橋上流端の410メートル。【北出昭】
Posted by jun at 2019年03月25日 12:07 in 魚&水棲生物, 内水面行政関連