2018年07月26日

「きれい」でも「侵略的」 オオキンケイギク/兵庫・篠山市

 兵庫県篠山市は、5―7月にかけて咲く黄色いコスモスに似た「オオキンケイギク」を繁茂させないよう注意を呼び掛けている。北米原産のキク科の多年草で、繁殖力が非常に強く、日本在来の野草を駆逐してしまうためだ。

 道端や河原などで見られるオオキンケイギクは、花の直径が5―7センチほど。黄橙色で、花びらの先端は4、5つに分かれてギザギザしている。花がニワトリのとさかに似ているなどの理由から「大金鶏菊」の名が付いた。

 日本には1880年代に観賞用に導入された。丈夫で地面を覆う効果が高いため、道路法面の緑化に利用されたり、苗の販売もされたりしたことから全国的に広がったとされる。

 しかし、現在では日本の外来種の中でも特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリスト「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されているほか、環境省も「特定外来生物」に指定。栽培、運搬、販売、野外に放つことなどを禁じている。

 駆除の方法は、種子をつける前に刈り取ることは有効だが、できる限り根から引き抜く。ただし、外来生物法により、駆除したキクは生きたまま運搬することが禁止されているので、種子が拡散しないよう注意を払いながら、天日にさらして枯れさせ、燃えるごみとして処分する。

 同市によると、市内では現在、花畑のような大繁茂は確認されておらず、道端に小さな群落をつくって点在しているほか、庭先に植えられているのを見かける程度という。

 市は「きれいな花だからと、庭に植えたり、草刈りの際、刈り残したりせず、駆除するようにしてほしい」と啓発している。

+Yahoo!ニュース-近畿-丹波新聞

Posted by jun at 2018年07月26日 12:54 in 外来生物問題

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