和歌山県串本町の国道42号沿いやその周辺で、ヤシの仲間フェニックス(カナリーヤシ)の立ち枯れが目立っている。原因は外来の大形甲虫、ヤシオオオサゾウムシの食害とみられる。
同町の国道42号沿いや紀伊大島の樫野崎、サンゴ台近くなどで見られる。一見元気そうに見えても一部の葉が変色したり、垂れ下がったりしているものがあり、すでに幼虫が寄生している可能性が高い。
県立自然博物館によると、寄生しているかどうかの判断は非常に難しく、気付いた時には手遅れの場合が多い。被害木は伐採して焼却処理するのが一般的だという。
県内でのヤシオオオサゾウムシの被害は、2007〜08年、田辺市稲成町の阪和自動車道南紀田辺インターチェンジやその周辺で初めて確認された。09年末以降、田辺市街地やみなべ町、白浜町、すさみ町でも被害木が多く見られるようになった。被害はさらに南下し、串本町の東岸にも広がっている。同館によると、和歌山市でも3件の報告があるという。
Posted by jun at 2018年07月20日 15:25 in 外来生物問題