外来種のミシシッピアカミミガメによる食害で激減していた淀城跡公園(京都市伏見区)のハスを復活させようと、かつて生息していたレンコンの「淀姫」を鉢に植え付ける催しが25日開かれた。地元住民が再生を願って埋めた。
同公園の堀では初夏の風物詩として薄桃色の花が一面に咲いていたが、15年ほど前から年々数を減らしてきた。昨年5月に淀観光協会のメンバーらが専門家の指導を受けながら、原因とみられるミシシッピアカミミガメの駆除を始め、これまでに200匹以上を捕獲した。
淀の固有種「淀姫」は堀に残っていなかったため、宇治市植物公園が育てていたレンコンを譲り受けた。土を入れた直径約50センチの鉢10個に、レンコンを丁寧に埋めて、上から水を注いだ。今後、メンバーたちが交代で水やりをする。ミシシッピアカミミガメの駆除も継続して進める。淀観光協会の藤田佳則会長(68)は「道は長いが一歩ずつ進めていきたい」と決意を語った。