環境省は、2017年に南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が清水港(静岡市清水区)など全国各地で相次いで発見されたことを受け、国内への定着を防ぐための対策を強化する。18年度政府予算案に特定外来生物の防除などの関連経費計6億7900万円を計上した。17年度当初に比べ1億5300万円の増額。17年度補正予算案にも対策費1億1600万円を盛り込んだ。
ヒアリは17年6月に国内で初めて確認され、静岡県内では8月に清水港、11月には浜松市浜北区の事業所敷地内で見つかった。
同省は、ヒアリが生息する中国やオーストラリアなどから定期的にコンテナ船が到着する清水、御前崎など全国68港でモニタリング調査を継続し、侵入を監視する。ヒアリが確認された地点周辺では、定着していないかどうかを調べるフォローアップ調査も実施する。
これらの事業とは別に、国立研究開発法人国立環境研究所のヒアリ防除関連研究も支援する。同研究所はDNA技術を活用したヒアリの特定技術や誘引トラップの開発などに取り組む。万一、定着・分布拡大した場合に備え、ヒアリ用殺虫剤の開発も目指す。
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Posted by jun at 2017年12月25日 12:53 in 外来生物問題