和歌山県紀南地方の田んぼやその周辺の用水路で、稲の苗を食害する外来巻き貝スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)の卵塊が目立っている。爆発的な繁殖は見られないが農家らは防除に苦慮している。
上富田町では、岩田や市ノ瀬の水田、水路、朝来の池や河川に点在して見られる。生息場所の状況から、水鳥や耕運機などの移動で広がった可能性があるという。
水利を共有する農家が協力して駆除している。厳寒期に耕して薬剤散布することで、土中で越冬する貝の密度を低下させることが効果的だという。また、貝の捕殺や卵塊の圧殺も有効。田植え後、水深を1センチ以下に保てば食害されにくいことも分かっている。
卵は毒々しいピンク色をしており、長さ3センチほどの卵塊として苗の根元などに産み付けられる。2〜3週間ほどでふ化し、50〜60日で殻高3・5センチに成長して成熟する。田植え後2〜3週間の柔らかい苗が食害されやすい。
Posted by jun at 2017年06月21日 15:23 in 外来生物問題