2016年11月02日

世界湖沼会議、バリ島で11月7日開幕 滋賀から保全活動発信へ

 世界の湖沼が抱える課題の解決に向け、研究者や市民団体らが意見交換する第16回世界湖沼会議が、11月7〜11日にインドネシアのバリ島で開かれる。イタリアであった前回会議から2年ぶりの開催で、同会議発祥の滋賀県からは琵琶湖の環境保全に取り組む団体や県職員が参加し、外来種の水草対策や湖魚を守る活動などの事例を紹介する。

 第16回会議のテーマは「湖沼生態系の健全性と回復力・生物多様性と種の絶滅の危機」。インドネシア政府環境・林業省などが主催し、国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)が共催する。現時点で世界31カ国から約230人の研究者らが論文を寄せており、会議全体では千人程度の参加が予定されている。
 会期中は、気候変動と水の危機、湖沼流域管理・政策など10の分科会が催されるほか、流域住民を交えた湖沼環境保全のあり方を討論する「地方政策フォーラム」や、国連機関なども参加する「国際政策フォーラム」がある。最終日には議論の成果を「バリ宣言」として採択する。
 滋賀県からは、高島市や守山市、野洲市などで地域の水源保護や特定外来植物「オオバナミズキンバイ」の除去、環境に優しい農業に取り組んでいる計4団体が活動事例を報告。県も水草の適正管理などの取り組みを発表する。また、国際子ども交流事業に参加する京滋の小学生10人も現地入りし、バリの小学生と環境問題をテーマに意見交換する。
 世界湖沼会議は1984年に大津市で初開催された。これまでに米国やインド、イタリアなどで開かれ、東南アジアでの開催は今回が初めてになる。

+Yahoo!ニュース-IT・科学-京都新聞

Posted by jun at 2016年11月02日 12:53 in 外来生物問題, 各種イベント, 自然環境関連

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