静岡県は今年の夏山シーズンから新たに、外来植物の侵入を阻止するための防除マットを富士宮口、須走口の5合目登山道入り口など7カ所に設置した。9月10日まで。事業費約250万円は登山者などから寄せられた入山料(保全協力金)を活用した。
防除マットは縦2メートル、横1・7メートルで、表面の固い起毛で靴底に付いた種子を除去する。案内板とブラシも設置して靴底を払うように要請している。5合目のほか、水ケ塚・西臼塚駐車場の遊歩道入り口にも設置した。
県は2014、15年度に富士山スカイライン、須走口登山歩道などの約5千地点で外来植物を調査。この結果、セイヨウタンポポやハルジオンなど10種以上の外来植物が約3万点見つかった。
県自然保護課によると、車に付着した種子が主に車道沿いで繁殖している状態という。富士山の生態系を壊す恐れがあるとして、防除マットで繁殖の食い止めを図ることにした。
県は16年度、富士宮口、御殿場口、須走口の各登山道の5合目から山頂付近までの植生を新たに調べ、植生の状況を把握する計画。南麓1400〜2500メートル付近で県職員やボランティアの植生保全パトロールも実施し、保全対策の検討などに生かすとしている。
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Posted by jun at 2016年07月31日 20:34 in 外来生物問題