ミツバチなどを捕食する特定外来生物「ツマアカスズメバチ」について、環境省九州地方環境事務所は6日、大規模な生息が確認されている対馬で今春、女王蜂約7千〜1万2千匹(推計、速報値)を捕獲したと発表した。
ツマアカスズメバチは中国や東南アジアが原産地で、強い繁殖力が特徴。対馬では伝統養蜂や固有の生態系への悪影響が懸念されている。
同事務所と対馬市は今春、市民らにわなの資材を提供し、2424個を設置。一部の捕獲数を調べて、全体の数を推計した。
このほか同事務所は島外への拡散を防ぐため、厳原や比田勝など島内六つの港周辺にもわな120個を設置。一定の地域に集中して設置した場合の効果を調べるため、上県町佐須奈地区にも100メートル間隔で501個を仕掛け、合わせて約840匹を捕まえた。
九州地方環境事務所は「今後は新しい女王蜂が飛び始める10月よりも前に巣を見つけて除去したい。港周辺で重点的に取り除きたい」としている。
Posted by jun at 2016年07月11日 11:38 in 外来生物問題