2月26日、米オレゴン州の州都セーラムにある公園で、外来侵入種の植物を食べ尽くすことを期待されたヤギの一群が、ひと月半でお役御免となった。植物を見境なく食べてしまうほか、人間の作業員に比べて5倍近い費用がかかり、悪臭をまき散らすことが原因だという。
同市最大の公園で昨年秋に始まった試験的プログラムでは、園内に放たれた75匹のヤギが、自生植物を圧迫している外来種のブラックベリーやセイヨウキヅタを貪り食うはすだった。
しかしヤギは「下品な臭いがある」うえ、飲み水やトイレ、監視などの費用に2万719ドル(約235万円)かかり、通常の作業員の4245ドルの約5倍。また外来種ばかりでなく自生種に対しても食欲旺盛で、味の良いカエデなどを好み、トゲのある植物は食べ残した。
市の公園管理責任者は26日、プログラムは開始から6週間後の11月に終了し、再開する予定はないと述べた。ヤギを派遣した業者は「市民にはおおむね好評だった」とその働きぶりをほめた。
Posted by jun at 2016年03月10日 10:14 in 外来生物問題