2016年02月03日

外来種のカエルを駆除 田辺中高の生物部、飼育し生態探る

 和歌山県田辺市学園の田辺中学校と田辺高校の生物部に所属する生徒4人が1月31日、同市新庄町のため池で繁殖する外来種のアフリカツメガエルの駆除作業をした。

 作業に取り組んだのは、田辺中2年生の部長、黒崎裕貴君と副部長の小倉雲暖君、部員の鈴木達三君、田辺高2年生の樫原まいさん。ほかにも県内の中学校や高校に勤める生物担当教員、池の所有者を含めた地域住民らも参加した。

 両生物部では昨年11月ごろから学校でアフリカツメガエルを飼育し、駆除の方法を考えようと生態を探っている。水中の生態系を守ろうと考える中、地域住民から近年トンボの数が減ったとの声があり、このカエルを解剖するとトンボの幼虫・ヤゴが出てきた。

 ポンプ2本で池の水を抜いた後、4人は長靴を履いて深さ約4メートルの池底に降りた。手探りで泥をかき分け、アフリカツメガエルを探した。ぬかるんだ泥に足をとられながら、3時間近く作業し、4匹のアフリカツメガエルと外来種のウシガエル2匹を捕まえた。

 黒崎君は「思ったより泥が多くて作業しにくかったけど、捕まえた時は達成感があった。学校に持ち帰って産卵させ、その卵を在来のどんな魚が食べるか調べたい」。樫原さんは「池にはいろんな生物がおり、生態系を維持する大切さを実感した」と話した。

+Yahoo!ニュース-近畿-紀伊民報

Posted by jun at 2016年02月03日 17:27 in 外来生物問題

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