水質浄化やブルーギルなどの外来種駆除のため、池の水を抜いて底を天日干しする「かいぼり」が行われている都立井の頭公園(武蔵野市、三鷹市)の弁天池で21日、約100人のボランティアらが水位の下がった池に入って魚などの捕獲作業を行った。同池のかいぼりは昭和62年以来28年ぶり。
今月10日に排水ポンプ10台で水抜きを始めたが、都西部公園緑地事務所によると「予想以上に地下水の湧き出しが多く、思ったほど水位が下がらなかった」という。このため、市民ボランティア「井の頭かいぼり隊」のメンバーらは、腰より深いところまで進んでタモ網や投網でコイやフナ、ブラックバス、ブルーギルなどを捕獲した。かいぼり隊メンバーの松井哲也さん(56)は「魚取りは難しくなるが、湧き水が多いのは水質保全にはいいこと」と話していた。
同事務所のまとめでは、この日は約3千匹のブルーギルなどの外来種、500匹のトウヨシノボリなどの在来種あわせて17種4211匹を捕獲した。在来種は池に戻すが、外来種は肥料業者に引き渡して処分する。池の中に投棄された自転車も見つかった。20日までに、2トントラックで2台分の自転車やテレビ、建設廃材などが水中から引き揚げられた。
弁天池は4つある井の頭池のひとつで、天日干しは来年2月上旬まで。お茶の水池、ボート池、ひょうたん池の3つも来年1月中旬から2年ぶりに水を抜いてかいぼりを実施する。
Posted by jun at 2015年11月23日 13:34 in 外来生物問題, 自然環境関連, 内水面行政関連