国が防除に取り組んでいる特定外来生物・アライグマが、久留米市で初めて捕獲されるなど、相次いで発見されたことが21日分かった。市は「見た目はかわいいが、気性が荒く、人にはなつかない。決して餌をやったりしないでほしい」と注意を呼びかけている。
市内で初めて捕獲されたのは今月1日。大坪利高さん(74)が所有する草野町矢作の民家に仕掛けた箱わなに、体長70センチ、体重5キロの雄がかかった。「イタチかなと思っていた。まさかアライグマがいるとは…」と驚いたという。
もともとアライグマは、筑後川を挟んで接する朝倉市や佐賀県鳥栖市では多数の目撃情報があり、久留米市でも3年前に1頭が宮ノ陣で見つかった。ただ、それから音沙汰はなく、泳げないため筑後川を越えていないとみられていた。
しかし今年6月初旬、草野町草野で、住民が3頭を目撃。田主丸町竹野では今月7日、ブドウ栽培用のハウスに侵入したとの通報が市にあり、暗視カメラで3頭が確認できたという。
相次ぐ発見情報を受け、市は13日付で市立学校全てに、アライグマに注意するよう通知。市環境保全課は「雑食性で繁殖力が旺盛なので、早く駆除しないと急速に増えて被害が広がる。発見した場合にはすぐ連絡してほしい」としている。
Posted by jun at 2015年07月23日 08:57 in 外来生物問題