御前崎市立浜岡東小の通学路で見つかった特定外来種「カミツキガメ」は、野外で卵を産んだ直後とみられることが9日、カメを引き取った静岡大教育学部講師の加藤英明さん(35)=保全生物学=の調査で分かった。カミツキガメは生態系や人に影響を与えることから、加藤さんは「卵を産んだと思われる場所や子ガメを見つけたら連絡してほしい」と呼び掛けている。
発見された個体は体長約70センチ(甲長約37センチ)で体重約12キロ。15歳前後で10年ほど野外で過ごしたとみられる。市が4日に捕獲し、加藤さんが研究室に持ち帰ったところ、産みきれなかったとみられる卵1個をケースの中で産んだ。1回の産卵は40〜50個になり、大半は捕獲前に産卵した可能性が高い。
無精卵だとふ化する心配はないが、雄がいて有精卵ならば約2カ月で子ガメが生まれる。卵を産む場所としては田んぼのあぜや土手などが多いという。
北米原産のカミツキガメは鋭いあごとツメを持つ。繁殖力が強く定着すれば生態系に悪影響を与える。県西部では太田川や天竜川の下流でも発見されている。
加藤さんは「定着させないためには市民の目が鍵になる。発見したらすぐに警察や自治体に通報してほしい」と話している。
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Posted by jun at 2015年06月16日 10:06 in 外来生物問題