県のレッドデータブックに指定されている貴重な海浜植物を知ってもらおうと、西宮市西波止町の御前浜公園などで自然保護活動を続ける市民団体「浜・川・山の自然たんけん隊」の事務局長、粟野真造さん(55)が、ハマヒルガオなどの海浜植物を紹介するパンフレットを作った。
御前浜公園の「海浜植物群落」は人工海岸が多い都市部では珍しく、平成24年に、絶滅の恐れがある野生生物のリストなどをまとめた県のレッドデータブックで貴重性Cランクに指定された。しかし、外来植物の増加や、雑草と間違えて引き抜かれてしまうことも多く、減少傾向という。
そこで、粟野さんが「海浜植物のことを知れば、大切にしようと思ってもらえるのでは」とパンフレットを作成。A4判10ページで、御前浜で見られるハマヒルガオやコウボウシバなど10種類の海浜植物の写真や開花時期を紹介した。
現在は薄紫色のハマダイコンの花が開花しており、今後はハマヒルガオが見ごろになるという。粟野さんは「海浜植物は潮風にあたるなど、厳しい条件の中で懸命に生きている。海岸を彩る海浜植物の魅力を知って」と話している。
同団体は、18日午前10時から行われる外来植物の除草作業の参加者も募集している。問い合わせは粟野さん(電)080・6165・0990。
Posted by jun at 2015年04月15日 14:15 in 外来生物問題, 自然環境関連