兼六園で17日、12年ぶりとなる霞(かすみ)ケ池の清掃に伴い、池に生息する魚類などを瓢(ひさご)池に移す作業が始まった。池のほとりには捕獲した魚を入れる水槽が設置され、コイやフナが次々と運び込まれた。中には80センチを超える大物もおり、来園者は歓声を上げながら魚に見入り、「水族館」さながらのにぎわいをみせた。
前日からの水抜きで水深が15〜20センチに下がった霞ケ池では、作業員10人が魚の捕獲に当たった。獲物を狙うトンビが上空を飛び交う中、作業員はタモに魚を入れ、水槽で大きさや種類を確認してからトラックで瓢池へと運んだ。
県金沢城・兼六園管理事務所によると、17日に見つかったのはコイ、フナ、タナゴなど6種類計150匹。最も数が多かったのはコイの80匹で、最大サイズは84センチだった。このほか、ドブガイとみられる貝も確認された。
神戸市から観光に訪れた野路賢治さん(79)は「何度も兼六園に来ているが、間近で見るコイは大迫力だった」と満足げ。外国人観光客も「ワンダフル」「ビッグフィッシュ、グレイト」などと興奮した様子だった。
12年前に行われた清掃の際は、コイ170匹、フナ640匹、タナゴ185匹などが確認された。ブラックバスやスッポンも過去に見つかったが、今回は発見されていない。同事務所によると、スッポンは池底にたまった土砂に隠れている可能性もある。
捕獲作業は18日、さらに水位を下げて小魚や魚類以外を中心に捕まえる。終了後は池の水を完全に抜き、22日から土砂の除去に着手する。北國新聞社
Posted by jun at 2013年07月18日 16:05 in ブラックバス問題, 各種イベント, 魚&水棲生物