世界遺産の一部にあたる春日山原始林(奈良市)で動物による食害や外来種の侵入が深刻化している問題で、県の「春日山原始林保全計画検討委員会」は26日、カシやシイなどの若い樹木の生育を守るため、保護柵を試験的に最大4カ所で設置することを決めた。
原始林は国の特別天然記念物に指定されているため、文化庁と協議した後、早ければ6月にも設置する。効果を検証し、改善がみられれば設置場所を増やすという。
柵は高さ2メートル。30〜40メートル四方を囲い、若い樹木をシカやイノシシによる食害などから守る。
外来種のナンキンハゼ以外は、高さ約10センチの若い樹木の食害が多く、柵を設けて育成を守り、5年程度経過を観察する。柵の外側約10メートルの範囲と内側で樹木の生育状況を比較し、効果を検証する。
Posted by jun at 2013年04月29日 19:30 in 外来生物問題