岩国市郊外の木製品製造会社に保管されていた輸入木材から、特定外来生物のセアカゴケグモ1匹が見つかり、同市と県などが21日、周辺地域に注意を呼び掛けた。セアカゴケグモなどゴケグモ類は、同市の米軍岩国基地で繁殖が確認されているが、基地外での発見は県内で初めて。
市環境保全課によると、輸入木材は大阪市の木材販売会社から1月23日に仕入れ、屋外で保管していた。従業員が18日夕、木材の上でクモを発見。県環境保健センターが20日、セアカゴケグモのメスと同定した。
21日は、同課などが発見場所の周辺にある老人ホームや幼稚園、側溝などを調査した。また、周辺の約130戸に注意を呼び掛けるチラシを配布した。
セアカゴケグモは豪州原産。毒があるのはメスで、黒い体色に赤い模様があり、体長は0.7〜1センチ。かまれると、子どもや高齢者では発熱、吐き気がすることもある。【大山典男】〔山口東版〕2月22日朝刊