2012年11月21日

<川ガール>アクティブに癒やされる 川辺で「釣り」を学ぶ

 仕事が立て込んでいるせいで、なんだか最近ゆっくりと休んでいないような気分のK記者。そんなときに電車の中づり広告で見つけたのが今回の「川ガール」でした。「川ガール」とは、釣りやカヌー、キャンプなど川沿いのアウトドアを楽しむ女子のことだそう。ただ、ゆっくりと温泉旅行じゃなく、もっと積極的に癒やされたい。とはいえ、どちらかといえばインドア好きで、川辺でバーベキューを開催してくれるようなアクティブな友人がいない私にとって、縁遠かったアウトドア体験が気軽にできる! と、1泊2日で「川ガール」体験をしてきました。

 参加したのは、東武トラベルが主催する「川ガール」ツアーです。東武鉄道の特急スペーシアに乗って、鬼怒川と男鹿川の合流地点にある閑静な温泉地、栃木県日光市北部の川治温泉へと向かい、都会の喧噪(けんそう)を離れて男鹿川の清流で釣りやカヌー、キャンプファイアなどのアウトドア体験を満喫。さらに良質な温泉とおいしい食事、朝は川辺でヨガを楽しんで、キレイになっちゃおうという女性限定40人の企画(大人1万9800円、子ども1万6800円)です。

 ◇1日目 東武鉄道の特急「スペーシア」であっという間に川治温泉へ

 集合場所の東武浅草駅に集まった参加者は、私と同じように「癒やされたい!」という女同士の友人2人組や、同僚の仲よし3人組といったグループのほか、純粋に「釣りやカヌーを体験したい」という50、60代の個人参加の主婦など、幅広い年代の女性たちがズラリ。人気のツアーだとのことで、すぐに定員がいっぱいになったそうです。

 今回のツアーのいいところは、乗り換えなしで特急電車で目的地に着いてしまうこと。1両貸し切りの車内では、現地の旅館で一緒に泊まる参加者のグループを発表し、そのグループで基本的なアウトドアの知識を試すクイズ40問に挑戦して親睦を深めました。もちろん私も張り切って問題を解きました!……正直いってアウトドアに疎い自覚はあったので、いい成績ではないとは思いましたが、結果は……40問中25問正解、参加者内でまさかの最下位でした。「そういえば釣りなんて、小さいころに釣り堀でやったことしかないし、1匹も釣れなかったな」と暗い思い出がよみがえってきました……。

 ◇まずは知識 青空教室で「フライフィッシング」を学ぶ

 不安な気持ちを抱えたまま、鬼怒川温泉駅に到着すると、ご当地ゆるキャラの「かわじい」がお出迎え。送迎バスに乗って、早速ツアーの舞台・男鹿川に向かいます。

 今回チャレンジする釣りは、虫やエサを釣り針に付けて行うエサ釣りではなく「フライフィッシング」。虫に見立てたとても軽い毛針を、普通の釣り糸より重くて太い専用の糸で腕の力を伝えて飛ばし、魚を釣るという西洋式の釣り方です。川に行く前に、ある程度、仕組みを理解していないと釣れないので、まずは釣りの基本や道具について青空教室で勉強し、実際にさおを振るキャスティングの練習をし、釣りの本番は翌日となりました。

 レクチャーしてくれるのは、釣り具やアウトドアグッズのメーカー「TIEMCO(ティムコ)」の霜田亮太さん。「毛針には、羽虫風、エサ釣りで使うイクラに似せたもの、ミミズ風などいろんなものがあります……」と用具の説明から始まりました。水上で振る糸「フライライン」は鮮やかなオレンジ色。「実は空の夕焼けの空の色に合わせていて、魚に気づかれにくい」と霜田さん。普通の釣り糸より重いのは、遠心力で遠くに飛ばすためと教えてくれました。逆に水に沈める部分の糸は、魚に見つからないように、暗い色のものを使うそうです。

 参加者はなんと全員が釣り未経験者(釣り堀を除く)。エサ釣りとフライフィッシングの違いについて参加者から質問があると、霜田さんは「エサ釣りより簡単ではないですが、フライフィッシングの方がエサ釣りより釣れることがあります」と、頼もしい回答が返ってきました。私も「釣り堀でも釣れたことがないんですが大丈夫でしょうか?」と、質問してみると「うーん、いつか釣れます!」という、若干適当なアドバイスが返ってきました。その言葉、本気で信じますよ!

 ◇いよいよ実践 おかでさおを振る練習

 さおにフライラインを取り付けて、まずはスタッフの方々がキャスティングを実践。さおを前後に振ることで、その力が糸に伝わって空中に横長の楕円(だえん)を描き、軽い毛針を遠くに飛ばす力になります。新体操のリボンを地面に付かないように振るイメージ、といったら分かりやすいでしょうか。糸がからまらないように、楕円形になるように力を伝えるのが難しいところです。

 うまくさおを振るコツは、自分の右手(さおを振る手)を時計の短針に見立てて、後ろに振るときは1時、前に振るときは10時の角度でしっかりと止め、リズムよく手を動かすこと。……う〜ん、いまいち感覚が分かりません。

 首をかしげながらやっていると、インストラクターの中島奈緒美さんが側に来て「1時、10時の角度で、しっかりと止めることができないと、糸が遠くに飛びません。手首でさおを振るのではなくて、ひじまでがさおだと思って振ってください」とアドバイスしてくれました。なるほど、そう意識すれば手首が動かず、痛くなりません。キャスティングがうまくできるようになれば、遠くのポイントにも狙って落とせます。

 「あれ? 私ってば、意外とうまいかも」と、調子に乗ってビューン、ビューンとさおを振っていると、「初めての人は、糸がからまっちゃってグチャグチャになりがちなんですよ。うまいですね〜」と中島さんから褒められました。褒められると伸びるタイプ(?)の私は、この言葉のお陰で「魚が釣れなかったらどうしよう……」という不安が、だんだん薄まってきました。

 キャスティング練習の途中で、実際に魚がかかったときのことも勉強します。魚が針にかかったら、さおを立てて、魚の口にしっかりと針を引っかけます。魚が遠くに泳いでいったらさおを横にして糸を川に流し、自分の方に近づいてきたらまたさおを立てて、糸を巻く。この繰り返しで、自分の近くに魚を寄せて、網で捕まえます。中島さんと「魚が釣れたつもり」で、喜びのハイタッチもシミュレーション。気分だけは一人前の「川ガール(釣りガール?)」になれたみたいです!

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Posted by jun at 2012年11月21日 17:49 in 各種イベント

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