外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」の発見が、和歌山市内で相次いでいる。かまれると激しい痛みや吐き気などを起こすことから、市保健所は「かまれた場合は毒を洗い流し、早く医療機関を受診してほしい」と注意を呼びかけている。
セアカゴケグモはヒメグモ科に分類される小型のクモ。毒を持つメスは体長約1〜1.5センチ、オスは数ミリと小さく、卵は乳白色で直径1〜1.5センチ。背の部分に赤色の帯状の模様が、腹には赤色の砂時計状の模様がある。
国内で初めて平成7年に大阪で発見されて以降、各地で確認され、和歌山市では8年に初めて見つかった。市内で広く生息しているとみられ、特に紀ノ川の北側の河西、河北地区での発見が相次いでいる。
市保健所によると、7〜9月にかけての発見などの相談件数は22年が計28件、23年は46件だったが、今年は7月14件、8月21件、9月56件の計91件と大幅に増加している。
セアカゴケグモは屋外の小屋や庭石の間、側溝などに巣を作り、素手でつかまえるなど刺激しなければかまれることはないが、かまれると激しい痛みや発熱、発汗などの症状が出る。市保健所生活保健課は「発見したらスプレー式の殺虫剤で駆除するか、靴で踏みつぶしてほしい」としている。
Posted by jun at 2012年10月04日 18:02 in 外来生物問題