積水化学工業が主催する「世界こどもエコサミット2012」が7日、京都市の国立京都国際会館で開催された。同社の創立65周年記念行事で、「自然と暮らす未来を考えよう!」がメーンテーマ。同社従業員の子どもの視点から寄せられた環境保護への取り組みを、世界中に展開しているグループ全社の事業に反映させるのが狙い。
サミットには、日本を含む主要拠点の世界14カ国・地域から85人の子どもが参加。子どもたちは10グループに分かれ、(1)社内で毎年最もエコ活動をした人物を選んで表彰する(2)油や残飯を川に流さない(3)きちんとごみを分別する―などを提言として発表した。
根岸修史社長は講評で、「どれも素晴らしい提言だ」と強調。「環境に優しい、環境に貢献できる製品をこれからもどんどん積水化学グループは世に送り出していきたい」と語った。また、根岸社長は提言を受け、エコな人物への表彰制度を検討するとともに、「全世界の事業所が『積水環境ウイーク』を1年に1回設定する」と表明。グループを挙げて環境意識を高めていく考えを示した。
子どもたちは1日から、同社グループ工場や世界文化遺産の金閣寺(鹿苑寺、同市)の見学をはじめ、環境教育プログラムとして滋賀県の琵琶湖に生息する固有種の魚の学習などを体験した。