琵琶湖博物館(草津市)は、県内で分布を広げている南米原産の巻き貝、スクミリンゴガイの調査に参加する人の募集をこのほど始めた。
スクミリンゴガイは、通称「ジャンボタニシ」と呼ばれる大型種で、県の指定外来種。食用として輸入されたものが野生化し、県内では1986年、野洲町(当時)で初めて確認された。
県の「エイリアンウオッチャー」の報告によれば、現在では彦根、近江八幡、守山、大津などの湖岸でも生息しているというが、駆除方法は確立していない。一方、在来種のオオタニシ、マルタニシなどは減少傾向にあるという。
今回の調査では、県内でのスクミリンゴガイのほか、在来種のタニシの分布の現状を調べる。澤邊久美子学芸員は、「在来種のタニシと、スクミリンゴガイの分布の関連性に注目している」と話している。
募集期間は7月31日まで。参加希望者に、調査票を郵送する。問い合わせは琵琶湖博物館TEL077(568)4811。