県琵琶湖海区漁業調整委員会は4月の1カ月間、東近江市伊庭町の伊庭内湖周辺でホンモロコの漁獲を禁止する指示を出した。漁獲量が急減しているホンモロコの繁殖を保護するため。
調整委事務局によると、伊庭内湖周辺では近年、外来魚駆除などを背景にホンモロコの生息が多く確認されている。地元漁協から保護の要望があり、産卵ピーク期の4月を禁漁とすることにした。違反の罰則はないが、知事が指示に従うよう命令を出せる。
釣りなどの遊漁は指示の対象外だが、制限が必要かどうか今後検討する。琵琶湖のホンモロコ漁獲量はかつて300トン前後だったが、95年を境に急減。04年以降は10トン以下で推移しているという。【姜弘修】3月2日朝刊