高島市立今津東小(同市今津町弘川)の学校田「のび田」約9・7アールで26日、5年児童106人が田植えをした。「のび田」は一切耕さない不耕起田。昨秋の稲刈り時の稲わらが残り雑草も生えているが、そのまま今季の稲作に。児童は表土に穴を開けて稲苗を埋め込む、珍しい不耕起田植えにいそしんだ。
児童の保護者でもある同市今津町浜分、農業、前田知さん(45)が指導。前田さんによると、耕さないため土は硬いが、根や茎が丈夫な稲に育つという。田植えの後、水を張り体長1ミリほどのニゴロブナの稚魚約2万尾を放った。1カ月ほどで体長3センチに育ち、泳ぎ回ることで草の繁殖を抑える効果がある。幼魚に成長したフナは用水に放して琵琶湖の資源回復に役立てる。
植えたのは餅米で今後、大豆を種まきする。冬に餅つきし、黄な粉餅にして食べるほか、学校給食センターにも食材として提供するという。【塚原和俊】5月27日朝刊