ホタルの飛び交う川を目指し、大垣市南市橋町の杭瀬川支流・奥川で28日、地元の「南市橋杭瀬川のホタルを守る会」(山田五男会長)の会員や子どもたち約30人が、ホタルの幼虫のエサとなる巻貝のカワニナを放流した。
カワニナは市が購入した琵琶湖産の約150キロ。子どもたちは杭瀬川と奥川の合流点から上流約800メートルの区間で、小さなバケツに入った体長3〜4センチのカワニナを元気良く川に投げ入れた。中には手にとってそっと放流する子どももいてみんな楽しそうだった。
同地区ではゲンジボタルが1952年ごろまで乱舞したが、生活排水などでの影響で姿を消した。このために74年、地区住民が同会を結成。農薬散布の自粛の呼びかけや河川清掃、乱獲防止のパトロールなどの保護活動を続けている。
山田会長は「桜の季節が寒かったので遅れるかと思ったが、昨年とほぼ同じ23日ごろからホタルの飛び交う姿が見られるようになった。来月5日ごろまでは楽しめるのでは」と話していた。【子林光和】5月29日朝刊