長浜市山階(やましな)町の平田川で28日朝、「特定外来生物」に指定されているヌートリアが捕獲された。県内で2例目。岐阜県や近畿各地で確認されており、上流域で生息している可能性があるとして、県は実態調査に乗り出す。
同日午前8時過ぎ、近くの男性(68)がネズミ大の動物が泳いでいるのを見つけ、知人と一緒に網で捕獲。県自然環境保全課は体長67センチ、体重5キロのヌートリアと確認した。発見場所はブロック製のり面(高さ約3メートル)があり、上流から泳いで来たとみられる。
南米原産のヌートリアはオレンジ色の大きな前歯が特徴で、池や流れの弱い河川の岸に生息。夜行性で主に水辺植物を食べる。人がかまれたり、農作物が被害を受けることもあるという。同課は近く植物が繁茂する平田川の上流域に捕獲器を設置し、生息状況を調査する。担当者はペットのヌートリアを捨てないよう呼びかけている。【桑田潔】 6月30日朝刊