[シドニー 19日 ロイター] オーストラリアで有害動物となっている、毒を持ったオオヒキガエルのケーントードを、キャットフードを使って駆除するという新たな試みが実施されている。
シドニー大学の研究者らによると、ケーントードの子どもが生息する沼の近くにキャットフードを置くと、ケーントードの毒に影響を受けない肉食性のアリが集まり、ケーントードの子どもを攻撃して食べてくれるという。
ケーントードは、サトウキビの害虫駆除の目的で1935年にハワイから持ち込まれた外来種だが、在来種のヘビやオオトカゲ、フクロネコなどの数を大幅に減らし問題となっている。
研究に参加したリック・シャイン氏はロイターの取材に対し、この研究では、もともと生息していない場所にアリを持ち込んで生態系のバランスを崩さないよう、ケーントードの繁殖地周辺でアリの数を増やすことを目的としていると述べた。