外来魚駆除の取り組みや生態研究の成果などを発表する情報交換会が30日、彦根市大東町の大学サテライト・プラザ彦根で始まった。約100人が参加し、外来魚についての知識を深めた。
全国の淡水魚愛好家らが作った市民団体「琵琶湖を戻す会」(事務局・大阪市中央区)が全国から外来魚に関する情報を持ち寄り、共有するため2006年から開いている。
この日は14のテーマについて発表があった。立命館守山高の生徒は実際にブルーギルを飼育し、植物も栄養源としていることを調べた。「ほかに食べるものがなければ植物も食べる。生物層で変化する雑食ではないか」と報告した。
電気ショックを与える機械をゴムボートに乗せて水面に浮かべ、ブルーギルなどを駆除する実験の成果が発表されたほか、オオクチバスの産卵を誘導する人工産卵床を、水底に置くのではなく水面からつり下げることで、駆除に効果があったことなども紹介された。
戻す会の高田昌彦代表は「外来魚駆除に特効薬はない。情報交換会で一つでも有効な駆除方法を見つけてもらえたら」と話した。
31日も発表がある。