2009年04月30日

外来魚駆除:水環境保全に期待 武雄・池の内湖に「産卵床」設置/佐賀

 武雄温泉保養村の環境を考える会(林一男代表)はこのほど、武雄高校科学部と共同製作した外来魚駆除のための「産卵床」54床を、武雄市武雄町の池の内湖に設置した。オオクチバスやブルーギルなどの繁殖の歯止めにと期待が寄せられている。

 考える会メンバーと同高科学部員計20人がライフジャケットを着てボートに乗り込み、岸辺に近い水深約1メートルの18カ所に設置。科学部の部長で同高3年の岸川将太さんは「生態系が崩れれば在来魚がいなくなる。水環境保全に少しでも役立ちたい」と、効果に期待を寄せた。
 産卵床は、育苗トレー(幅60センチ、奥行き30センチ)に砂利や砂を敷き、三方または四方を網でカバーした作り。外来魚が産卵しやすい構造という。週に2回、水中眼鏡で観察を続け、産卵を終えたところで引き揚げ、処理するという。
 同湖(周囲約2キロ)には近年、釣り人などが放ったとみられる外来魚の流入が目立ち、在来のコイやフナなどが減少するなど、生態系が危機にさらされている。
 駆除のための産卵床設置は昨年に続いて2回目。昨年は一つで約1万3000個の卵を確認したトレーもあった。【原田哲郎】 4月29日朝刊

+Yahoo!ニュース-佐賀-毎日新聞

Posted by jun at 2009年04月30日 09:45 in ブラックバス問題, 外来生物問題, 内水面行政関連

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